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「手米屋小右衛門」さんのお屋敷を後にさらに歩きますと
京都府指定の有形文化財に指定されている
江戸時代の生糸ちりめん商家の「旧尾藤家」が有ります。
今は、町へ寄付をされているそうです。

丁度、お雛さまを展示していましたので
お雛さまを見る心算で入りました。


尾藤家


案内の方が、色々丁寧に説明をして下さいました。
100年以上も昔のお雛様です。
少しも傷んでいませんし、古さも感じません。
当時は現在のように、三人官女や五人囃はなかったそうです。

お雛さま


お雛さまの、お道具が面白い!!
魚焼き、それにネズミ捕りまで^^;

お道具
お道具


珍しい!!「紋紙」
この穴を基準に、織機がちりめんの地模様を織っていくんですね。
この「紋紙」も今はコンピュータで作るそうです。

紋紙


今から、広い広い大きなお屋敷探訪です。
外との境はガラス戸!
雨戸はありません。このガラスの戸だけだそうです。
このガラスは、手作りのガラスだそうで、140年も昔のままです。
景色がゆがんで見えます。
・・・嵐の日は、大丈夫なのかなぁ?・・・

ガラス戸


神棚


縁側の板
節穴の穴が、丁寧に修繕されています。

ふし穴


段通(だんつう)
綺麗!美しい!
段通

段通とは?

段通


幾つか蔵が有りますが、一つの蔵は映像室になっています。
そこでちょっと、昔の加悦町のビデオをみて
次は、昔懐かしい道具です。

いいなぁ!
お醤油などを入れるそうです。
壷


昔のコタツ(^^)

コタツ


おくどさん
お釜の大きさが、半端じゃありません!

おくどさん


お雛さまを見せていただく心算が
ずいぶん沢山の、心惹かれるものを見せていただきました。
立ち寄ってよかった

・・・続く・・・

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コメント

 いつごろのお雛様かは判りませんけど、
このようなネズミ捕りがすでにあったんですね。
 このごろは見かけませんけど、昔から
ねずみに悩まされていたんですね。
 この町は昔の風情でいいところですね。
 

散輪坊さま

このお雛さまの持ち主の、娘さんのお雛さまでさえ
100年以上昔のものだそうですので
120年は経っているでしょうね!

ちりめん街道は、知っていましたが
いつもバイパスを通ったり、たまたま通っても
車で通り過ぎたり・・・

やはり、歩かなければ発見も出会いもないですね。

精力的なレポートやわぁ

古くて痛んだお雛様は怖いですが、こちらは痛みも無いそうで立派なんでしょうね

※お雛さまの、お道具
ほんとに色々ありますね
実際に使っていたものをミニチュアにしたお道具・・・なんですね
私も先日訪れた近江八幡の資料館などで色々見ました
おくどさんに火吹き竹もあったり、蚊帳の小さいのもあったり・・・でした

※珍しい!!「紋紙」
某社のレース工場の現場で3ヶ月間働いた事がありますが、やっぱりパンチカードを機械にかけて刺繍の模様が施される・・・
こんな紙に穴をどう開けるかで機織りや刺繍機が違った仕事をするなんて・・・すごい・・・のひと言です
どこかの国にストリートオルガンなどもこの方式ですね
人間の智恵は見事ですね

旧家は建物も家具調度も立派ですね
主人家族と使用人の生活や食事、冬場の暖房もハッキリ区別されていて厳しい時代だったんでしょうね

厚さや面の不均一なガラスは趣きがありますね

古い日本の生活様式は今と違ってツルツル光るプラスチックも無くて眼にも優しいですね

そう言えば昔のセルロイドの筆箱・・・、懐かしいなあ

うさパラさま

お雛さま、うさパラさんのご覧になったお雛様と同じお道具が有りましたね(^^)
*某社のレース工場って、私知ってる気がする~。たぶん・・・(笑)

尾藤家のお住まいは、「女中部屋」の
建物が別に屋敷内にあったそうですよ。

*セルロイドの筆箱
セルロイド、懐かしい!!燃えましたよね?
大事なセルロイドの筆箱の蓋が半分に分かれて(何故折れたかは、思い出せません)
新しいものが買ってもらえると思ったら
父が、線香を灯して順番に穴を開けていき
なんか細い紐を穴に通して、繋げていって
修繕してくれたのですが
そんな物はイヤだから買ってぇ~と
ねだったのですが、頑として買ってくれませんでした。
その後、いつ新しいものを買ってもらったのかは
覚えていませんが・・・

セルロイドで、ふと思い出しました(^^)


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